QBオンラインの内科専門医試験が難しいと感じる原因

内科専門医試験の対策を始めた先生方が、最初に直面するのが「QBオンラインの問題が予想以上に難しい」「解けない問題が多い」という壁ではないでしょうか。私も受験生時代、QBを解き始めた当初は、あまりの正答率の低さに愕然とし、「これ、本当に間に合うのかな…」と冷や汗をかいた記憶があります。

実は、この「難しさ」には明確な理由があり、試験の性質や教材の設計思想を理解することで、不安を解消することができます。ここでは、なぜQBオンラインが難しく感じるのか、その背景と合格率のカラクリについて、受験者目線で徹底的に掘り下げていきます。

JOSLERの苦行、AIで終わらせませんか?

「病歴要約アシスト」は、カルテ情報を入力するだけで、AIが医学的根拠に基づいた総合考察をわずか数十秒で自動生成。面倒な文献探しや形式統一からも解放され、あなたの時間を守ります。

  • AIが総合考察&タイトルの生成
  • AIが検査所見をJOSLER形式へ変換
  • AIが退院処方をJOSLER形式へ変換

\今すぐ無料で試してみる/

目次

内科専門医試験の難易度と合格率

まず、内科専門医試験の客観的なデータを見てみましょう。日本内科学会が公表している近年の合格率は、第1回から第4回にかけて概ね85%〜95%前後という非常に高い水準で推移しています(出典:日本内科学会『資格認定試験 実施結果』)。

数字だけを見れば「10人中9人が受かる試験」「普通にやっていれば落ちない試験」のように思えますが、ここに大きな落とし穴があります。この高い合格率は、あくまで「受験資格を満たして当日受験した人」の中での割合に過ぎないからです。

内科専門医試験における最大のハードルは、試験当日の問題難易度以前に、受験資格を得るためのJ-OSLER(専攻医登録評価システム)による研修実績の登録と承認にあります。膨大な症例登録と病歴要約の評価をクリアし、指導医や学会の厳しいチェックを潜り抜けた、いわば「選ばれし猛者」たちだけが受験の土俵に立っているのです。つまり、分母のレベルが極めて高いため、必然的に合格率が高くなるという構造です。

また、試験問題自体の質も大きく変化しています。旧認定内科医試験のような「知識単体」を問う形式(One Best Answerで知識があれば即答できるもの)から、臨床現場での判断能力を問う「臨床問題」中心へとシフトしています。具体的には、患者の背景情報、検査値の時系列変化、合併症のリスクなどを総合的に加味して、「現時点で最も優先すべき検査は何か」「第一選択となる薬剤は何か」を判断させる問題です。そのため、単なる教科書の丸暗記では太刀打ちできず、多くの受験者が「手応えがない」「選択肢が絞りきれない」と感じる要因となっています。

QBオンラインの収録問題数と特徴

QBオンライン(内科専門医試験)は、受験者の記憶に基づく再現問題を中心に構成されており、収録問題数は約760問(2025-2027版)です。この問題集が「難しい」と言われる最大の理由は、「絶対に落とせない頻出問題」と「正答率が極めて低い難問(捨て問)」が明確な区別なく混在している点にあります。

実際の試験では、合否を分ける「標準的な問題」と、専門医レベルでも判断に迷うような「難問」が出題されます。QBオンラインは過去の出題傾向を網羅するために、これらを区別せずに収録しています。そのため、演習中に難問に連続して遭遇すると、「こんな細かい知識まで覚えなきゃいけないのか」と自信を喪失してしまうことがあります。特に、各専門分野の専門医しか知らないようなマニアックなガイドラインの記載を問う問題などは、初見で解けなくて当然です。

しかし、ここで重要なマインドセットは、「合格に必要なのは満点を取ることではない」ということです。試験の設計上、標準的な問題を確実に取りこぼさなければ、合格ラインには十分に到達します。QBオンラインが難しく感じるのは、この「捨てていい問題」と「取るべき問題」の選別が、初学者の段階ではつかないからに他なりません。

QBオンライン活用のポイント

  • 正答率に一喜一憂しない:初見の正答率が5〜6割でも、それは「伸びしろ」です。焦る必要はありません。
  • 解説のロジックを盗む:難問にこだわりすぎず、解説を読んで「なぜその判断になるか」のロジックを理解することに集中しましょう。特に「誤答選択肢がなぜ間違いなのか」を理解することが、応用力を養います。
  • 出題意図を読む:問題作成者が「何を理解させたいのか」を考えながら解くと、難問の中にも「解法の糸口」が見えてくることがあります。

Q-Assistやイヤーノートとの併用

「QBオンラインだけでは解説が理解しにくい」「知識が断片的になってしまい、体系的な理解が進まない」と感じる場合は、他の教材との併用が非常に効果的です。多くの合格者が実践しているのが、Q-Assist(動画講義)で全体像を把握し、QBオンラインで演習を行い、イヤーノートで周辺知識を固めるという「黄金のサイクル」です。

特にQ-Assistの内科専門医試験対策講座は、試験の出題傾向に特化して要点を整理してくれるため、QBの解説文だけでは理解が追いつかない分野の補強に最適です。動画で「病態生理」や「診断フローチャート」といった大きな枠組みを理解してから問題演習に入ると、QBの問題が驚くほど解きやすくなるのを実感できるはずです。

また、QBオンラインはアプリ版の「イヤーノート」と強力な連携機能を持っています。問題の解説画面から、該当する疾患のイヤーノートページへワンタップで飛べるため、復習の効率を劇的に高めることができます。「この問題、間違えたな」と思ったら即座にイヤーノートに飛び、その周辺の知識(類似疾患との鑑別点や、治療薬の使い分けなど)をマーカーでチェックする。この一連の動作を習慣化することで、単なる「点」の知識が「面」へと広がり、本番で少しひねった問題が出ても対応できる力が身につきます。

過去問の再現と頻出問題の勉強法

内科専門医試験は公式に過去問が公表されていないため、QBオンラインのような「再現問題集」が受験生にとって唯一の頼りとなります。ここで重要なのは、問題そのものを丸暗記するのではなく、「どのような臨床判断が問われたか」という出題パターン(型)を掴むことです。

例えば、循環器の問題で「心不全の診断名」を問う単純な問題よりも、「心不全の急性期治療において、NPPVの適応となる血液ガス所見はどれか」「慢性期管理で導入すべき予後改善薬はどれか」といった、具体的な診療プロセスを問う問題が頻出します。QBオンラインを解く際は、単に正解の選択肢を選ぶだけでなく、誤答選択肢がなぜ不適切なのか(禁忌なのか、タイミングが違うのか、エビデンスが弱いのか)まで深掘りして確認することが、本番での応用力につながります。

また、再現問題にはどうしても「記憶の曖昧さ」が含まれる場合があります。問題文の条件設定が少し不自然に感じることもあるかもしれません。そういった場合でも、「この問題を通して、出題者はどのガイドラインの知識を問おうとしているのか」という背景を推測しながら学習を進めることが重要です。QBオンラインの解説には、根拠となるガイドラインや文献が引用されていることが多いので、そこを読み込むだけでも相当な勉強になります。

なお、内科専門医試験の全体像や、他の教材も含めた総合的な対策については、以下の記事でも詳しく解説していますので、併せて参考にしてみてください。

料金や利用期限と購入前の注意点

導入を検討する際に気になるコスト面ですが、QBオンライン内科専門医試験(2025-2027版)の価格は22,000円(税込)が目安となります。決して安い金額ではありませんが、専門医試験というキャリアの大きな節目を乗り越えるための投資としては、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。

購入前に必ず確認していただきたいのが、「利用期限」です。QBオンラインは「2025-2027版」のように、利用できる期間が決まっています。もしご自身の受験年度が対象期間外の版を購入してしまうと、試験直前の最も重要な時期に利用できなくなってしまうリスクがあります。特に、年度の切り替わり時期に購入を検討されている先生は、mediLinkストアなどで最新版の情報を必ずチェックしてください。

購入時の注意点まとめ

QBオンラインには利用期限(版ごとの有効期限)が設定されています。ご自身の受験年度に合わせた版を購入しないと、試験直前に利用できなくなるリスクがあるため、購入前には必ず対応年度を確認してください。また、Q-Assistとのセット割引などが適用される場合もあるので、情報を逃さないようにしましょう。

QBオンラインの内科専門医試験より難しい病歴要約

ここまで試験勉強の「難しさ」について解説してきましたが、多くの専攻医にとって本当の地獄は、実は試験勉強そのものではありません。試験勉強をする時間を物理的・精神的に奪い取る、「J-OSLERの病歴要約作成」こそが、内科専門医試験における最大の障壁なのです。

実際、私の周りの受験生を見ても、筆記試験の対策よりも、この病歴要約の承認を得るプロセスの方に精神を削られ、中には受験を一年見送らざるを得なかった先生もいます。なぜこれほどまでに病歴要約が「難しい」と感じられるのか、その構造的な要因を見ていきましょう。

J-OSLERの症例登録と評価の壁

内科専門医試験の受験資格を得るためには、まずJ-OSLER上で160症例以上の症例登録を行い、指導医からの評価を受ける必要があります。これだけでも、「忙しい日常診療の合間を縫って160人分のデータを入力する」という、気の遠くなるような作業量です。しかも、単に入力すれば終わりではなく、指導医に承認依頼を出し、フィードバックを受けて修正し、承認されるまでがワンセットです。

症例登録は日常診療のログとしてある程度機械的に積み上げることができますが、指導医の先生方も多忙であるため、承認依頼を出してもなかなか評価が返ってこないという「タイムラグ問題」も頻発します。試験勉強を本格化させたい時期に、未承認の症例が山積みになっていると、心理的な焦りは相当なものです。

J-OSLERの登録から修了要件までの全体的な流れや、効率的に進めるためのポイントについては、以下の記事で徹底解説しています。「まだ全然登録が進んでいない…」という先生は、ぜひ一度目を通してみてください。

29症例の病歴要約作成の負担

症例登録の山を越えた先に待っているのが、ラスボスとも言える「病歴要約」です。登録した症例の中から29症例を選抜し、詳細な要約を作成しなければなりません。これは単なるカルテのコピー&ペーストではなく、「評価されるための公的な文書」として、POS(Problem Oriented System)に基づいた厳格な記載が求められます。

病歴要約には、「A4用紙2枚以内」「紙面の80%以上を埋める」といった形式的な制約に加え、「原則として全て異なる疾患群であること」「外来症例は7例まで」「初期研修医時代の症例は14例まで」といった、パズルのような厳しいルールが存在します。これにより、単に手持ちの手書きサマリーを流用すれば良いわけではなく、ポートフォリオ全体のバランスを考えながら、戦略的に症例を選定する必要があります。「あと1例、血液内科の症例が足りない!」といった事態が直前期に発覚すると、目も当てられません。

要件項目詳細ルール
提出数29症例(原則として全て異なる疾患群を選択)
形式A4 2枚以内(紙面の80%以上の記載が必須条件)
症例制限外来症例は最大7例まで
初期研修医時代の症例は最大14例まで
記載内容POS形式での記述、個人情報の完全匿名化、考察の充実

\今すぐ無料で試してみる/

総合考察の作成と査読修正の苦労

病歴要約の中で最も難易度が高く、多くの専攻医が頭を抱えるのが「総合考察」です。ここでは、単なる経過のまとめではなく、その症例から得られた医学的な知見や、最新のガイドラインに基づいた診療の妥当性、倫理的な配慮などを論理的に記述する必要があります。「なぜその治療を選択したのか」「他の選択肢は検討したのか」「その結果から何を学んだのか」を、エビデンスを交えて論述する力が必要です。

さらに恐ろしいのが、提出した病歴要約は、プログラム内の指導医による一次評価だけでなく、日本内科学会の査読委員による二次評価(外部評価)を受けるという点です。ここで「Revision(要修正)」や「Reject(要差替え)」の判定を受けると、試験勉強の真っ只中に、膨大な修正作業を強いられることになります。特に二次評価は修正回数に上限があるため、「あと1回修正してダメなら不合格」というプレッシャーの中で書き直すことになります。一発でAccept(承認)されるクオリティに仕上げることが、精神衛生上きわめて重要なのです。

指導医から「一発OK」をもらうための書き方や、そのまま使えるテンプレートについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。作成時間を短縮したい先生は必見です。

\今すぐ無料で試してみる/

病歴要約アシストで作成時間を短縮

このように、内科専門医試験の合否は、実は「いかに効率よく病歴要約を片付け、試験勉強の時間を確保するか」にかかっています。臨床業務で疲弊した後に、ゼロから考察をひねり出すのは至難の業です。

そこで活用したいのが、当ブログが開発・運営している「病歴要約アシスト」のような支援ツールです。AIを活用して、入力された症例データからJ-OSLERの形式に沿った病歴要約のドラフトを瞬時に生成することで、ゼロから文章を考える時間を大幅に短縮できます。「考察の切り口が思いつかない」「文章構成を考えるのが苦手」という先生方の負担を減らし、本来集中すべき臨床業務や、QBオンラインでの試験対策に時間を割くことが可能になります。ツールを賢く使って、この「書類の山」を乗り越えましょう。

\今すぐ無料で試してみる/

QBオンラインの内科専門医試験が難しい悩みを解決する

最終的に、「QBオンラインが難しい」「内科専門医試験が不安だ」という悩みを解決するためには、以下の3つのステップを意識して行動してください。

  1. J-OSLERを早期に攻略する:これが全てのボトルネックです。病歴要約アシストなどを活用し、受験資格の確保を最短で終わらせて、心の余裕を作りましょう。
  2. 頻出問題に絞る:QBオンラインの正答率に一喜一憂する必要はありません。難問は捨てて、頻出テーマの解説を読み込み、ロジックを理解することに注力してください。
  3. 周辺知識を固める:Q-Assistやイヤーノートを併用し、点ではなく面で知識を定着させることで、初見の問題にも対応できる応用力を養いましょう。

内科専門医試験は、確かに難関ですが、適切な戦略とツールを選べば必ず乗り越えられる壁です。まずは目の前の病歴要約を効率化し、万全の状態で試験対策に臨んでください。応援しています!

JOSLERの苦行、AIで終わらせませんか?

「病歴要約アシスト」は、カルテ情報を入力するだけで、AIが医学的根拠に基づいた総合考察をわずか数十秒で自動生成。面倒な文献探しや形式統一からも解放され、あなたの時間を守ります。

  • AIが総合考察&タイトルの生成
  • AIが検査所見をJOSLER形式へ変換
  • AIが退院処方をJOSLER形式へ変換

\今すぐ無料で試してみる/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次